
どうも~こんにちは、雨の中を散歩するのが割と好きなあっきーです。
マイナスイオン効果っていうんですかね?
散歩した後はなんだか気分が前向きになれます。
さて、今でこそネットビジネスを実践して、ブログから収入を得られるようになった僕ですが・・
もう7年位前になりますかね・・・その頃はソシャゲの会社でデザイナーとして働いていました。
ちなみに「プロフィール」で書いているんですが、僕は
「自閉性スペクトラム症(ASD、アスペルガー症候群)」
という発達障害持ちだったりします。
これ判明したの本当つい最近だったんですが(正確には2018年末あたり
会社でデザイナーしていた頃はこの発達障害を抱えているなんて知りませんでした。
自閉性スペクトラム症(ASD)ですけど・・・
・他人とのやりとりが上手く出来ない
・対人とのコミュニケーションが異様に苦手
・予想外の事が起こると何も考えられなくなり、パニックを起こす
・興味のある事には集中できるが、興味のないものにはとことん無関心
こんな特性を持っています。
そして、僕自身も職場の人とのコミュニケーションがどうも上手く出来ず・・
特に先輩デザイナーとの相性は最悪で、常に怒られたりデザインのダメ出しをくらい続けたり。
他の同僚がそつなくこなせていることが、僕にとってはとにかくハードルが高くて・・
「どうして僕は皆がで出来ている当たり前のことが出来ないんだろう・・?」
そこについてずっと悩んでいました。
発達障害の悩ましいところは、そこなんですよね~。。
皆が当たり前に出来ていることが、何故か出来ない。
そして、目に見えない部分だから他人から理解されにくいわけです。
先輩や上司のアートディレクターから
「どうしてこんなミスするの?」
「もっと先のこと予測して行動してくれないと困るよ」
そう言われる度に萎縮してしまい、どんどん自分に対する自信を失っていきました。
当時の自分はそう言われるたびに、心のどこかでもどかしさを感じていたものです。
「頭では分かっている・・でも何故か出来ないんだよ!!!」
思わずそう叫び出したいのを毎回毎回必死に堪えていました。
まあ、周りの人がそつなくこなせていて、僕自身出来なかった理由が
「自閉性スペクトラム症(ASD)」
これを抱えていたからって分かった時は、原因が分かってすっきりしたんですけどね。
それでも世の中で「当たり前」とされていることができないというのは・・
やっぱり悩みの種になってしまうと思います。
僕にとってもそうですが、発達障害を抱えている人はそこがどうにも辛いところですよね。。
というわけで今回は「当たり前」のことができないと悩む人へ向けて。
大人の発達障害との向き合い方について、僕自身の考えも交えつつ書いていきたいと思います。
ではでは、いってみましょー。
この記事の目次
日本は「当たり前」の要求レベルが高すぎる気がする
はい、まずこの「当たり前」って言葉。
この言葉って、職場でも日常でも割とよく耳にする言葉だったりしないでしょうか?
「仕事が辛いのなんて当たり前」
「ホウレンソウなんて出来て当たり前」
「我慢して頑張って仕事するのは当たり前」
「会社のために働いて利益を出すのなんて当たり前」
はぁ~~~もうね。
どやかましいわ~~~!!!ヽ(`Д´)ノ
そう声を大にして叫びたいところ。
まあ仮に譲るとして、1回だけなら会社の方針に従って頑張る。。
それくらいならなんとか対応出来るかもしれません。
でもですよ。
一般的に当たり前とされている事柄。
それをミスすることなく、毎日のようにこなせる人って・・どれくらいいるんでしょうね?
そもそも日本社会はこの要求される「当たり前」のレベルが異様に高いような気がしてなりません。
この基準って本当、誰が決めたものなの?
遅刻せずに仕事をするのは、確かに当たり前かもしれない。
じゃあ、それを会社に入社してから退職するまで・・だとさすがに長いですね。
まあ1年とかでもいいですけど、1度も遅刻せず出勤出来た人はどれくらいいるのか?
ホウレンソウなんて出来て当たり前。
じゃあ、それをやり続けた、うっかりしてミスしない人がどれくらいいるのか?
我慢して頑張って仕事をするのは当たり前。
じゃあ、その方針についていってずっと仕事についていけた人ってどれくらいいるのか?
コミュニケーションを取って仕事するのは当たり前。
じゃあ、常に相手のことを考え続けて円滑に仕事をまわせる人がどれくらいいるのか?
会社の方針や上司から提示された数々の「当たり前」
これを全部完璧にこなして、毎日働いている人が実際どれくらいいるのか・・・?
そんな人・・いるわけないじゃん・・って思うわけですよ。
仮に実際いたとしたら、その人は超人というか・・一般人よりも次元が違うところにいる人だと思います。
でもまあ、人間である以上、そんな完璧超人そうそういるはずがないです。
何が出来て何が出来ないか?
そんなの人それぞれ違う。
それこそが「当たり前」なことなんじゃないの?
と、僕としてはそう考えるんですよね。。
加えて、僕みたいに発達障害を持っている人は一般の当たり前とされてることが出来ない・・
僕にとってはそれが「当たり前」なんですよね。。
「当たり前のことができない」と他人と比較されるのが辛い
一般の人、普通の人でも難しいとされる作業が出来ないのはまだいいんですよ。
その人達も出来ないことなら、変に比較もされず劣等感を感じることもない。
問題なのは一般の人、普通の人がそつなくこなせること。
僕たち発達障害持ちにとっては、それらを片付けていくのにかなりのエネルギーを必要とするんです。
普通の人が意識しないで、当たり前のようにやってのける作業。
これを仮に「1エネルギー」としますよ?
で、僕のような発達障害を持っているケースだとその作業を片付けるのに・・・
「5エネルギー」とか「10エネルギー」を必要とするわけです。
まあだから、仕事では常に気が抜けませんでした。
毎日自分なりの努力と工夫をこらして、なんとか仕事を片付けていく。
普通の人より無駄にエネルギーを消耗してしまうので、自宅に帰る頃にはもうヘトヘトでしたね;;
僕の場合だとソシャゲのデザイン関連の仕事で・・・
同僚が短時間で1つ、2つとさっさと仕事を片付けているなか、僕は同じような仕事を長時間かけてなんとか1つ終わらせるわけです。
傍から見たら、怠けて仕事をしているように見えていたかもしれません。
でも、僕なりに頭をフル回転させて、なんとか仕事をこなしていっていたわけです。
毎日のようにこんな感じだったので、精神的にはとにかくギリギリな状態。
そんなギリギリな状態でも毎日のように仕事は追加されていく。
対応しようとしても発達障害の特性上、頭の中が真っ白になって仕事の優先順位をつけられず・・・
その結果、更に仕事が遅れて同僚や先輩の足を引っ張ってしまってました。
先輩や上司からしたらさぞ僕は「使えない奴」として、目に写っていたでしょうね;;
それでも僕としては毎日、自分なりに一生懸命仕事にあたっていたんですよ?
なんとか1つの仕事にかけられる時間を短くできないかと、隙間時間でデザインの勉強重ねたり。
休憩時間や自宅に帰ってからも仕事して、仕事して仕事して・・・
死にたくなる気持ちを無理やり抑え込んで、何重にも心に鍵をかけてネガティブな感情に流されないよう必死でした。
でもまあ、結局先輩デザイナーにその努力は認められず
「プロフィール」でも書いているように
「どうして君はあんなにデザインの仕事が出来ないの?
なんで俺の言った通りの仕事してくれないの?
ちゃんと勉強してる?今の現状分かってる?このままじゃクビになるよ?」
こんな具合に
「仕事で使えない奴」
といった言われ方をされてしまったわけなんですけどね。。
もう、本ッ当・・・悲しかったし悔しかった。。
自分なりに努力を重ねたのに、一生懸命になって頑張ったのに。
なのに、皆が当たり前のようにこなせていることが僕には出来ない・・・
努力しているにも関わず、他人と比較されて「使えない奴」といった言われ方をされたのが、何もよりも辛かったです。
「もっと効率良く仕事出来ないの?」
「なんで要求した通りの仕事が出来ないの?こんなの当たり前でしょ?」
それが出来ないから
こんなにも悩んで苦しんでいるんじゃないか!!!
あんたら仕事が出来る人たちと比べないでくれ・・!!!
仮に当時発達障害を持っているって分かっていたら・・そう叫んで抗議したかったですねぇ(気持ち的にはね
先輩デザイナーから「仕事で使えない奴」というレッテルを貼られてからは、精神面が一気にどん底状態に。
思考が常にネガティブな感情で埋め尽くされ、ついにはうつ病になってしまったのでした;;
あ、ちなみにうつ病に関する回想録・考察系記事についても書いていますよ。
ついでにどうぞご覧ください。
⇒⇒⇒うつ病で「何もできない」と苦しむあなたへ…何もしないで休んでと伝えたい
小さなミスや失敗も積もっていけば、心にダメージが溜まっていく・・・
ちなみに普通の人が仕事で何か失敗をしたとしたら
「次からは気をつけないと・・」
と考えて、次の機会に活かしていくと思います。
それが大きな失敗だったら、誰でもショックを受けてかなり落ち込んでしまうと思うんですが・・・
発達障害持ちにとってより注意すべきなのは日々の「小さなミス」や「ちょっとした失敗」だと僕は思います。
普通の人とってはなんてことないミスや失敗が、発達障害持ちにとっては心にダメージが溜まっていく原因になり得るんですよ。
そして、発達障害を持つにとっては
「普通に気をつけること」
これがなかなかどうして難しいんです。
どういうことかといえば、普通の人にとってはちょっと気を払えば回避できる些細なミスや失敗。
これが発達障害の人にとっては、思い切り気をつけないと回避できなかったりするんですね。
で、思い切り気をつけていても、些細なミスや失敗をしてしまうことが多々あります。
普通の人にとってはなんてことないミスや失敗も、必死にならないと回避できない。。
ここのそれぞれの価値観、意識の違いが普通の人には理解できないんですね。
仮にRPGゲーム例えるなら・・・
大きな失敗が敵から何か特殊スキルを受けて大ダメージを受けてしまった感じ。
そして小さな失敗は雑魚モンスターからの一撃で小さいダメージを受けたイメージですね。
確かに大きな失敗を受けてしまえば大ダメージを受けてしまうので、次からはかなり気をつけようという気持ちになります。
そして小さい失敗の場合は、雑魚モンスターからの小さいダメージなんて、我慢できる程度の痛みです。
とはいえ・・・これが毎日のように続いたらどうでしょうか?
毎日必死になって気をつけているのに、どうしてか小さいミスや失敗をしてしまう。
そのたびに小さいダメージが心へ確実に傷を付けていきます。
最初はおそらく心にダメージを負っていることすら気付かないでしょう。
だって、気に留める必要もない小さなダメージなんですから。
しかし、小さいダメージも蓄積されていけば大きいダメージとなっていきます。
そしてそれは目に見えないですからね。。。
気付いた時には精神面がネガティブで、気持ちも沈みがちに。
更には体の方も息苦しくなったり、胸が締め付けるような痛みが出てきたりと不調が出てきます。
毎日の小さなミスや失敗でも、確実に心にダメージは蓄積されていくんですよ。
僕の場合、気付いた時にはもう手遅れでしたね~(苦笑
決定打になったのは先輩デザイナーから
「役に立たない奴」
と通告されてしまったことでしたけど。。
それまでに溜まっていた毎日の小さなミスや、他の人と比べて当たり前のことが出来ない自分への劣等感とか。
そういう小さなネガティブな感情が積りに積もって、大きなダメージとなって心を傷つけてしまったわけです。
だから・・・小さなミスや失敗を甘く見ちゃダメだと思います。
発達障害持ちなら、余計にそう感じますね。
他人と比較せず、今の自分自身を認めてあげるのが何よりも大切だと思う
それで、当たり前のことができないと悩む人へ伝えたいんですけど・・・
まずは「他人と比較しないこと」
ここは重要なポイントだと思います。
そもそも人ってそれぞれ価値観とか、考え方や個性とか・・まあ違いがあるじゃないですか。
Aさんにとって当たり前に出来ることがBさんにとってそうなのかといえば・・そうじゃない場合だってある。
じゃあ逆にBさんにとって当たり前なことは?
当然それがAさんにとって当たり前かといえば・・・そうとも限りませんよね?
普通の人同士で比べてもこうなんですよ?
だったら、普通の人と発達障害持ちの人の「当たり前」の感覚。
これを比較しても何の意味もない・・
というか、そもそも「当たり前」という言葉を持ち出すのさえ、意味なんてないんじゃないでしょうか。
まあ発達障害持ちって部分だけ持ち出して、努力することも何もしないってのはさすがに違うと思いますが・・・^^;
仮に普通の人と比べて、自分には出来ないことや足りていない部分がたくさんある。
だから必死になって努力をしている。
それなのに、どうしても出来ないところがあって、苦しんで悩んで自分自身を責めてしまっている。。
そんな状況に陥っていたとしたら、ちょっと一旦立ち止まってみてください。
確かに周りと比べて出来ないことがある自分を見られるのは恥ずかしいかもしれないし、屈辱的に感じるところもあるでしょう。
でも、そこをなんとかしようと頑張っているのに、その努力を笑うような人がいたとしたら・・・
そんな奴の言うことに耳を貸す必要なんて一切ないですからね?
重要なのはあなたが発達障害を持っているけど、なんとかしようと頑張って努力しているってところ。
その努力は他者には見えず、あなたにしか分からないものです。
だったら、その努力している今のあなた自身を認めてあげましょうよ。
「自分ってよくやってる!本当、自分ってえらい!」
「あんまり無理しないで、たまにはゆっくりすることも必要だよ、自分~」
そう自分自身に問いかけて、優しくしてあげることも時には必要です。
自分のことを分かってあげられるのは、結局自分しか・・あなた自身しかいないんですからね。
他人と自分を比較して、当たり前のことができないと悩んでしまう必要なんて一切ないですよ。
そこは本当、僕自身強く思うところですね。
今回のまとめ・当たり前のことができなくて悩む必要なし!
はい、というわけで今回は当たり前のことができないと悩む人へ向けて。
大人の発達障害との向き合い方について僕なりの意見を交えつつ書いていきました。
世間一般でいうところの「当たり前」
その当たり前のレベルがどんなに低くても簡単でも・・・
それに対応できない人、できないと悩む人は絶対いるわけです。
そしてそのことで悩んでしまう人も当然いるんですよね。
まあですから、発達障害持ちの人は普通の人と比べて「当たり前」のことが出来ないと自分を責めてしまう・・・
そんなことする必要ないですし、比べて気にする必要もないと思います。
当たり前の感覚を一方的に押し付けてくる人って
「人それぞれ価値観や個性なんて違うのが当たり前」
そこを理解していないってことですからね。
だったら、今の自分の在り方を認めて受け入れて・・その上で少しでも自分に対して優しく接してあげてください。
そうしないと僕みたいにうつ病になって、心を病んでしまうことにもなりかねませんから;;
今回の内容で何か聞きたいことがありましたら、コチラまでお気軽にご連絡くださいね^^
というわけで今回の内容は以上です。
引き続き発達障害やうつ病に関する回想録・考察記事などいかがでしょうか?
僕がどう発達障害やうつ病と向き合っていったのか?
そのあたり書いていってます。
是非チェックしてみてください~~。
⇒⇒⇒大人の発達障害で仕事ができない・続かない?自分を活かす働き方の話
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⇒⇒⇒自分で自分を褒めることはうつ病回復に特に効果があるって話
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